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埼玉県草加市にお住いの方で お困りでしたらお気軽にご相談ください。
血液中のブドウ糖(血糖)が慢性的に高い状態が続く病気です。 本来、私たちが食事をすると血糖値が一時的に上昇しますが、すぐに膵臓から分泌される「インスリン」というホルモンの働きによって、血糖値は下げられ、体のエネルギーとして各臓器や筋肉に届けられます。 しかし、インスリンの分泌が不足したり、その働きがうまくいかなくなったりすると、血糖値が高いままの状態が続くようになります。これが糖尿病の状態です。
主に自己免疫の異常により膵臓のβ(ベータ)細胞が破壊され、インスリンがほとんど分泌されなくなるタイプです。小児期や若年成人に発症することが多く、インスリン注射が生涯必要となることが一般的です。
インスリンの分泌が徐々に減少したり、インスリンが効きにくくなることで発症します。生活習慣(食事・運動・ストレスなど)や遺伝的な要素が関係しており、日本人の糖尿病の大部分はこちらのタイプです。
糖尿病は初期には自覚症状が乏しいことも多いため、気づかずに進行してしまうことがあります。次のような症状がある場合は、糖尿病の可能性があります。
これらの症状は、糖尿病が進行しているサインである可能性があります。放置せず、早めに医師の診察を受けることが大切です。
糖尿病を適切に管理しないまま放置すると、全身に深刻な合併症を引き起こすリスクがあります。代表的な合併症は以下の通りです。
糖尿病は「血糖が高いだけの病気」と思われがちですが、全身の血管や神経に影響を及ぼすため、生活の質を大きく損なう恐れがあります。
当院では、血液検査やHbA1c(ヘモグロビンA1c)などの検査結果をもとに、患者さま一人ひとりの病状や生活習慣に合わせた治療方針をご提案しています。
特に2型糖尿病は、日常の習慣を見直すことで症状の改善・進行の予防が可能な病気です。重症化してしまう前に、継続的な管理と適切な治療を心がけましょう。
糖尿病は、正しく向き合えばコントロール可能な病気です。 健診で血糖値の異常を指摘された方、上記のような症状が気になる方は、ご相談ください。早期発見・早期治療が健康への第一歩です。